ダックスフントの語源

ダックスフント(Dachshund)は、ドイツ原産の犬種でです。ダックスフントの呼び名は、アナグマを表すダックス(Dachs)と、
犬を表すフント(Hund)のドイツ語の単語2語を合わせたものです。ちなみに「フント」は英語の同根語ではhoundとして意味が
「猟犬」という意味だそうです。つまりダックスフントとは「アナグマ犬」ということで、この犬種がアナグマ猟に用いられた
ことから名づけられています。
ダックスフントは日本において、非常に人気がありペットとして飼われています。ダックスフントのブーム後も、多くの頭数が
登録されているます。
現在もダックスフントはジャパンケネルクラブ登録頭数において、数ある犬種の中でも国内1位を誇る犬です。

ダックスフントの種類について

ダックスフントの特徴は、何と言っても、ダックスフントの胴長短足のスタイルです。人間の胴長短足の代名詞・比喩にも
ダックスフントが用いられるほどですね。 ダックスフントの顔は面長で、尾は長く、耳は下に垂れる形をしていてかわいいですね。
ダックスフントは、空気を取り入れやすい形状の鼻孔が開いていて、鼻が長く鼻腔内の面積が広いため、嗅覚に優れています。
鼻の色は、基本的には黒が多いダックスフントですが、一部の茶系の毛色の種類では、レバー色のものもいます。 また、
胸が十分に発達しています。ダックスフントは前から見ると楕円形をしているのは、骨端が突き出ている為です。
また、ダックスフントのあばらはよく張って腹部につながっています。 ダックスフントは、地低く、短脚で、体長は長いが、
引き締まった体格は特徴的です。さらにダックスフントは非常に筋肉質であり、向う気が強い頭部の保持と、警戒心に富んだ表情
を見せます。ダックスフントは、長い体に対して短い脚ですが、不具合であったり、モタモタしたり、また歩様が制限されるよう
なことは有りません。

ダックスフントの種類(毛質)

ダックスフントは、生まれつき友好的で、神経質であったり、落ち着きがあり、攻撃的では有りません。
また、ダックスフントは情熱的で、辛抱強い犬です。ただ、ダックスフントは、元々が猟犬であるがゆ
えに、時々攻撃的、負けず嫌いな性格を見せることもあるようです。
ダックスフントの種類は大きく分けて3種類の毛質があります。
1、スムースヘアードのダックスフント
  毛質は堅く、短いのが特徴です。
  また、毛の流れは滑らかで光沢もあり、密生している。
2、ロングへアードのダックスフント
  毛質は柔らかく、光沢があって長いのが特徴です。
  わずかにウェーブした毛は、顎の下部、胴の下部に比べて、耳の先端、
  前肢のうしろ側が特に長く、尾のうら側が最も長いです。
  あまりに多すぎる毛は、タイプの特徴をかくすもので好ましくないと言われています。
3、ワイヤーヘアードのダックスフント
  被毛は顎と眉、耳を除いて、全体に密生した短い粗い剛毛が、下毛とともに全身を覆っています。
  顎にはひげがなければならず、眉は毛深く、耳はスムーズな短毛です。

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